2008年 04月 17日
山へ行く/萩尾望都
どうもこの頃「誰々の新刊がいつ出る」ってのの把握が出来ていない。
今回もそう。あー、萩尾望都の新刊出てると思って平台から手にとって見ればすでに去年の七月に出てたじゃないか…。
まぁいいや。
という事で前置き長くなりましたが萩尾望都の新刊です、としれっと書きましょうね、わはは。
バルバラ異界が完結した後に書き綴ってる短編集。
最初の三篇は主人公が同じなのでこのまま続くのかと思いきやそうじゃないようで。
どの話も良いなぁと思いながら、しかしこれだけ長期間描き続けてボルテージが下がらないなんて萩尾望都ってやっぱり凄い人だなぁ。
でもやっぱり描きたいテーマって昔から変わらないんだなと思いましたよ。
最後の「柳の木」なんかも凄いうまいですよね。
時間の経過が土手の様子や木の葉の付き具合で表現されてて。
んで、蛇足で新芽を出し始めた柳の写真撮って来た。山へ行くならぬ、川へ行くでしたが(汗
by seemore_2
| 2008-04-17 13:46
| 本
|
Trackback
|
Comments(0)